インマヌエル聖宣神学院教会の歩み

20周年記念礼拝へのお招き

 私たちの国では、20歳になると若い人々は「成人式」を祝います。一部では、成人式会場での混乱が起こったりして、「成人式なんか、、、」といった意見や、考えがないわけではありません。しかし、それはまだ一部のことでしょう。「20歳!」、一人前のおとなとして、社会に認められる年齢。選挙権が与えられ、酒・タバコ(といったクリスチャンにはあまり縁のないもの)も、法律上はこの年齢で解禁されます。

 さて、私達の神学院教会は、今年、創設20周年の年を迎えています。2000年前のキリストの十字架と復活という歴史的な出来事以来、連綿と歴史の中に続いてきた「キリストの教会」にとって、20年は束の間の時かもしれません。けれども、その「教会」の一部である、ひとつの地域教会、また、そこに連なるひとりびとりのクリスチャンにとっては、大変意義のある年であると思います。

 旧約聖書・詩篇80篇には、創造主である神が「イスラエルの牧者よ。聞いてください。ヨセフを羊の群れのように導かれる方よ。光を放ってください。」と呼びかけられていますが、この20年間、蔦田公義師の時代、二代目の現牧師の時代と変化の中を通りつつも、変わらずに導き助けてくださった「羊の大牧者」がおられることを感謝します。

  この20周年の記念のときを迎えるに当たって、心に通ってきた聖句は「神がその愛する方によって私たちに与えてくださった恵みと栄光が、ほめたたえられるためです。」というエペソ人への手紙一章のみことばでした。さんびと栄光が、そして、多くの感謝が主に捧げられますように。  

1981年
教会が始まった頃は、
「えっ?本当に、こんな所に教会があるの?」
と思わず聞きたくなるような細い曲がりくねったジャリ道を
たどって行くと、うっそうとした木立の中に聖宣神学院の案内板があり、
旧チャペルが見えてきます。
送迎車が玄関前のロータリーに下りるときは、
ちょっとしたコースターに乗っているようでした。
1981年 写真11981年 写真2

1984年
12月
初代主任牧師 蔦田公義師
インドにおける宣教師としての十数年間の奉仕を終えて日本に戻り、
神学院院長としての重責を担いながら、
1981年にチャペルを教会として地域に開放。
神学院教会の基礎を据え、16年間主任牧師として奉仕されました。

1984年 12月写真1
第2代主任牧師 平位全一師
ジャマイカ派遣宣教師として9年間のご奉仕をされた後、
日本国内での奉仕に就かれ、佐賀教会牧師を経て神学院の学監兼男子寮監、
さらには神学院教会の副牧師として奉仕されました。
やがて東大和教会主任牧師として異動。
1988年、神学院院長兼神学院教会主任牧師として着任、現在に至ります。
1984年 12月写真2

1985年
12月
旧チャペルでの教会学校合同クリスマス祝会の様子。
本校CSの子どもたちと、毎週公園で持たれていた野外CS
(川和団地、若葉台団地、市が尾など)からのお友だちが集まって、
毎年楽しいお祝いの時を持ちました。
1985年 12月写真

1986年
1月
旧食堂での教会総会後の愛餐会。
普段よりかなり長めの総会礼拝を終えて、
かなりおいしい神学院教会特製カレーライスにありついて、
みんな笑顔になりました。
1986年 1月写真
4月
旧チャペル・宣教会議室でのフェロシップ。
ゴスペル・サンデー礼拝後に、
薫り高いコーヒーを囲んでの楽しい語らいは尽きません。
それほど広くない会議室はたいてい人であふれていました。
1986年 4月写真
6月
旧チャペルでの特別音楽礼拝。
毎年6月最後の礼拝には、色々な形態での音楽プログラムを中心に、
信徒の救いの体験談や聖書のメッセージを折り込んだ特別音楽礼拝
(前は、音楽伝道礼拝という名称でした)が持たれます。
一年の前半を締め括る大切な伝道の機会です。
1986年 6月写真

1987年
12月
旧チャペル前にそびえる16メートルのジャンボ・ツリー。
当時は十日市場駅や中山方面からもはっきりと見ることができ、
真っ暗な山の中に輝く光を探して、多くの方々が訪ねて来られました。
1987年 12月写真

1988年
12月
クリスマス・ヴェスパー案内のためのシンボルタワー。
この右手に細い曲がりくねったジャリ道があり、
それが旧教会堂への入り口でした。
1988年 12月写真

1989年
11月
真新しいウェスレー・チャペルが完成して初めての礼拝。
大きな信仰プロジェクトを乗り越えて、
喜びに満ちあふれた礼拝が捧げられました。
1989年 11月写真1
新食堂での初の愛餐会。
ピカピカの食堂にみんなで心づくしの料理を持ち寄って、
おいしいごちそうをほおばりました。
1989年 11月写真2

1991年
11月
伝道広報に力を入れる神学院教会。
千草台のバス停に教会の案内を入れています。
この当時は、バスを利用するとなるとこの千草台まで歩かなくてはなりませんでしたが、最近は青葉台駅からの小型循環バスが教会前を走るようになり、とても便利になりました。
1991年 11月写真1
大きな新しいチャペルにふさわしいオルガンをと祈り求めていましたが、
ドイツ製 Viscount のすばらしいオルガンが与えられ、
感謝と共に献別されました。
1991年 11月写真2

1993年
9月
「信仰プロジェクト・よみがえりの朝」と名付けられた教会納骨堂が完成。
献堂式と併せて、初めての納骨式が営まれました。
毎年10月には召天者記念礼拝、その午後に教会墓地で記念式が持たれ、
先に天国に帰られた方々を偲びます。
1993年 9月写真11993年 9月写真2

1996年
5月
毎年一回、春に教会近隣の公園で行われる教会アウティング(ピクニック)。
これは桜台公園での一コマ。
教会ファミリーの老若男女が、みんなで楽しく体を動かしての
お交わりのときを持ちます。
1996年 5月写真

1998年
7月
毎年夏の教会学校サマー・キャンプ。
そのハイライトは神学院教会ならではの豪快なキャンプファイヤー。
夕食のバーベキューを終え、薄暗くなってきた頃に点火し、
火を囲んで歌ったり、ゲームをしたり、お話を聞いたり・・・
1998年 7月写真

1999年
12月
クリスマスの夕べ・キャンドルサービスの集会には、
教会学校のお友達の特別プログラムも入るようになりました。
白い衣装のかわいらしい天使たちが、
一生懸命にクリスマスの賛美をすると、
会場はみんなの笑顔と大きな拍手に包まれます。
1999年 12月写真

2001年
1月
医療宣教活動が行われているケニア・テヌウェク病院へ、
支援物資として包帯を送るために、世界宣教奉仕委員会を中心に、
シーツや白布から包帯を作る作業をしています。
2001年 1月写真
11月
20周年記念礼拝では、教会の次代を担う青年たち、また教会学校の子供たちが一緒になって元気な賛美を歌ってくれました。
チャペルは歌声でいっぱいになりました。
2001年 11月写真
2001年11月教会創立20周年の記念礼拝が行われ、元教団総理、藤本栄造先生をお迎えしてすばらしいメッセージをいただきました。
2001年 11月写真

2002年
7月
毎年、夏のしめくくりにはキャンプファイヤーを囲んで、水曜日夕べの祈りの会を持ちます。ファイヤーのそばで夏の感謝の体験を分かち合い、祈る夕べのひとときは神学院教会ならではの恵みです。
2001年 7月写真
キャンプファイヤー祈り会の最後には、みんなでマシュマロやウインナーを
炭火で焙って、おいしいひとときを持ちます。
子供たちにとっても夏休みのしめくくりの楽しいプログラムです。
2002年 7月写真

2003年
6月
6月には特別音楽礼拝が持たれています。
2002年、2003年と続いて、すばらしい音楽ゲストをお迎えしました。
インマヌエル中目黒教会員でソプラノ歌手の尾崎美穂さんです。
その澄みきった歌声と幸いな体験談によって
会衆の心に喜びが満ちあふれました。
2003年 6月写真
11月
11月のレホボテ・サンデーの礼拝後には、恒例の持ち寄り愛餐会が開かれ、
各ご家庭からそれぞれ心尽くしのお料理が集まり、
にぎやかな楽しい交わりの時となります。
これはどなたでも参加できますので、いかがですか。
2003年 11月写真